100万円のカッシーナソファはなぜ価値があるのか?素材から技術までの徹底解説

カッシーナと言えば世界最高峰のソファメーカーです。

家具業界にいた私たちでも憧れのソファです。

100万円以上もするソファとは、一体どんなものなのか疑問に思ったこともあります

最初は、ネームバリューで価格が高いのだと思いましたが、作りやこだわりを知れば知るほど納得の価格だと思い知らされました。

ひとつひとつ手作りで作り上げている感覚で素材や部品も全て一つのソファのために開発をしています。

一般的なソファは、製造時に汎用性のある工業部品でほとんどを作り上げています。

こだわりぬいたカッシーナのソファをいつか手にしたいものです。

カッシーナについて

カッシーナは創業以来、インテリアの未来をデザインし続けてきた家具業界では数少ないリーディングブランドとして知られています。

17世紀、イタリアで誕生したカッシーナは、教会の木製チェアの製造に始まり、その後豪華客船の内装などを手掛け、技術力を確かなものとしました。

1927年にチェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナによってカッシーナ社が設立されました。

1927年、チェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナがイタリアのメダに設立したカッシーナは、1950年代にイタリアで工業デザインを開始し、職人生産から大量生産へと移行する中で、全く新しいアプローチで工業デザインを確立してきました。

研究と革新に重点を置くカッシーナは、テクノロジーと長年培ってきた職人技を融合させています。

カッシーナ社では、ル・コルビュジエが存命中であった1964年、彼がデザインした一連の家具の製造を正式に認可されたことから、イ・マエストリ・コレクションをスタート。

その後ヘーリット・トーマス・リートフェルト(1971年)、チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1972年)、エリック・グンナール・アスプルンド(1981年)、フランク・ロイド・ライト(1985年)、シャルロット・ペリアン(2004年)、そしてフランコ・アルビニ(2008年)がシリーズに加わりました。

このプロジェクトは、ナポリ大学建築学部教授のフィリッポ・アリソン氏の永年にわたる厳密な研究・分析と、カッシーナ社との密接な協力関係の賜物として実現したものです。

再生されたこれらのシリーズからは、偉大な巨匠たちの精神を感じ、見いだすことができるのです。

プロダクト

カッシーナの代表的な商品を紹介します。

675 MARALUNGA マラルンガ ソファ

ヴィコ・マジストレッティによるソファの最高傑作のひとつです。

1973年の発表当時のソファは内部構造に木軸が使われていましたが、スティールインサート骨組みモールドウレタンを本格的に初めて採用し、ソファの常識を打ち破った革新的な作品。

またシートごとに背もたれがハイバック・ローバックに変更できる機能と、美しい多面的なデザインが最大の特徴です。


※ニューヨーク近代美術館所蔵作品

2 FAUTEUIL GRAND CONFORT, PETIT MODELE

フォートゥイユ グラン コンフォール プティ モデル ソファ

コルビュジェソファとして有名なソファでもあります。

最小の構成で最大の快適性を実現することを目的としてデザインされたソファ、通称“グランコンフォール”。

スティールパイプのフレームに背、座、アームのクッションを落とし込んでいくという簡単な構造ながら、永く愛され続けている名作です。


ル・コルビュジエ 1887-1965
フランスの建築家、デザイナー

※ニューヨーク近代美術館所蔵作品

カッシーナのサービス

ライフスタイルにあった生活空間をご提案

カッシーナ・イクスシーでは洗練された夢のある生活空間のご提案を通して、お客様一人一人にあった自分らしいライフスタイルのデザインを無償でお手伝いいたします。

既製家具のコーディネートのみならず、収納・クローゼット等のモジュラーシステム家具のご提案も行っています。

カスタマーサービス

国内に自社工場を完備し、ソファやチェアの張替え、木製品の塗り直しなどさまざまなカスタマーサービスに対応しています。

ショールーム

ショールームのメンテナンス、接客についても最高峰らしいクオリティです。

FACTORY

自社工場では、カッシーナや海外提携ブランドの一部製品をライセンス生産するほか、自社で開発したオリジナル製品の製造も行っています。

カッシーナとのパートナーシップによる指導の下、永年その技術を研鑚し、現在ではイタリア本国と同レベルの技術力と認められています。

まとめ

  • カタログを見てもデザイン史の本を見ているようです。
  • 普遍的な家具を取り扱い続けています。
  • 原点を知ってから家具選びをするのもいいと思います。

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