高級ソファ vs 低価格ソファ: 価格帯ごとの違いを徹底解説

ソファは、プロが見れば価格の差は分かりますが、一般的に見れば見た目も同じようなデザインが多く価格の差を見極めることは難しいとされています。

そこで、高級ソファと低価格ソファとでは、何がどう違うかを解説します。

価格

先ず、価格帯を以下のように定義します。

この価格帯は、解説を円滑にするための定義ですので世間一般の価格帯とは異なる場合があります。

  最高級 : 1,000,000円~

  高 級 : 200,000~1,000,000円

  標 準 : 60,000~200,000円

  低価格 : ~60,000円

品質、素材

張地について

価格帯によって張地の品質が違います。

低価格ソファ

薄くて安価な生地を使っていることが多く張地自体の耐久性に問題があります。

標準ソファ

低価格ソファより品質の高い生地を使用しています。

JIS摩擦試験で3級以上の生地も多く使われていて耐久性にも優れています。

JIS摩擦試験をしている生地かどうかはソファ販売店でお尋ねください。

高級ソファ

JIS摩擦試験をクリアして耐久性の高いランクの生地を使用しています。

革になると銀面といわれる高級革が使われることが多いです。

高級な張地を使用しているので革、ファブリックともに見た目にも高級感があります。

フレームについて

ソファは、一般的に張地が張り込んであるため中身が見えなくなっています。

消費者も中身が見えないので、あまり関心がないとされています。

見えないだけに製造メーカーの本質が問われます。

ある程度ソファの中身がどうなっているかを知ってからソファ選びをしたいものです。


(上記はソファ断面)

フレームは、建材として一般流通されている合板(合板とは、原木を薄くむいた単板に接着剤を塗布し、複数枚を貼り合わせたものです)という木製の板を加工してプラモデルのようにくみ上げたものです。

座クッションは、金属性のバネとウレタンの融合が多くなります。

背クッションは、ウレタンがほとんどです。

見えない部分なのでコストダウンし易いところではありますが、ここで手を抜くと座り心地や耐久性が大きく左右されます。

フレームに使う合板の厚さや品質、座クッションや背クッションのウレタンの品質によって価格の差は大きくなります。

見極めるポイントは、価格と品質は比例しますので多くの価格帯のソファを実際お試しいただいて体感してみて下さい。

最高級ソファ

最高級ソファは、別格となりますので品質、素材について別途解説します。

フレームについて

フレームは一般的には合板(合板とは、原木を薄くむいた単板に接着剤を塗布し、複数枚を貼り合わせたものです)使用されていますが、最高級ソファは専用のスチールを使用されることが多いです。

専用のスチールとは、モデルごとに専用のフレームを製造するということです。

クッション材

クッション材は一般的にウレタン、コイルバネ、Sバネ、ウエービングテープの組み合わせで作られています。

しかし、最高級ソファはウレタンだけで作られていることが多いのです。

しかもアイテムごとに専用のモールドウレタンを製造して使用しています。

つまり部品を仕入れて使いまわすのではなく、ひとつひとつ専用になっているのでコストは上がるがソファによって個性のある最高の座り心地となります。

合板⇒スチール

合板は一般流通していて加工しやすくコストも安い。

プラモデルのように組み立てられるので作業効率も良い

しかし、作れるデザインに制限がある。

バネ⇒ウレタン

バネは一般流通していて加工しやすくコストも安い。

クッション性はあるが戻る力を利用しているためウレタンに比べると機械的な感じがする。

クオリティ

最高級ソファはアイテム専用のスチールフレームそして専用のモールドウレタンを自社工場で製造しています。

フレームをスチールにすることで曲線のデザインを演出できたり、強度面でもどんな環境でも耐えられるものとなります。

クッション材は一般的にはバネが使われていますが、最高級ソファのほとんどが硬さやサイズの異なる専用のモールドウレタンを組み合わせて作っています。

バネでなくモールドウレタンを使用する理由は、バネは人間の体より硬く反発力を利用しているため、間接的とはいえ硬い異物が体を攻撃することになります。

しかしモールドウレタンは人間の骨より柔らかく重量分だけを沈んで支えるため体にも負担がなく長時間座っていても疲れが感じにくくなります。

専用のフレームとモールドウレタンを使用することは、コストも掛かりますが、最高級ソファだけが出来るクオリティとなります。

そして最高級ソファ製造のもう一つのこだわりは、全てのパーツが後に取り換え出来るように製造しています。

これによって修理が可能となり何十年と使用することが出来るということです。

耐久性

  • 耐久年数は、使い方にもよりますが普通に使用している場合10万円くらいまでのソファまでは1万円×1年、5万円で5年というのが指標となります。
  • ソファのメーカー保証を見てみると2~5年がほとんどです。
  • 標準ソファ以上は、8年くらいの耐久年数で製造しています。

座り心地

  • 低価格ソファはバネも柔らかくウレタンも良いものを使用していないので底付き感を感じます。
  • 標準、高級ソファは個体差がかなりありますが良いものを選べは底付き感もなく座り心地は良いです。
  • 最高級ソファの座り心地は別物です。座った瞬間分かります。

サービス

低価格ソファ

メンテナンス業務は、ほとんどありません。

標準、高級ソファ

国産、日本法人があるメーカーは、程度によりますが修理、張地の張替えは可能です。

海外メーカー品は修理等のメンテナンス業務は、ありません。

最高級ソファ

修理などフルメンテナンスが可能です。

製品のすべてのパーツが取り換え出来るように製造しているため、如何なる状況でも対応してくれます。

まとめ

  • 安いには理由があり高いにも理由があります。
  • ソファを選ぶ時は、高級ソファも見ることをお勧めします。
  • 機会があれば最高級ソファのショールームで体感してみて下さい。
  • 家具屋の店員さんもソファの本当の違いを知っている人は少ないです。

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